PoE対応 WebAPI K型熱電対アンプは、-200~1300℃の温度を±1.5℃の温接点精度で取得可能なK型熱電対用のアンプです。 REST APIを用いて冷接点補償済みの熱電対の温度を直接取得できます。 また、指定した温度の上昇/下降を検知し、Webhookによる通知やFTPサーバにCSV形式で保存が可能です。 PoE対応1のため、LANケーブル1本のみで給電と通信が可能です(USB給電可)。
取得・操作可能なパラメータの詳細は API仕様を参照してください。
unocdkkocf)http://シリアルナンバー.local/temperatureにアクセスすると熱電対の温度が表示されます(例: http://unocdkkocf.local/temperature)本製品はUSB(仮想COMポート利用)を用いてPCとのHTTPリクエスト/レスポンスのやり取りが可能となっています。 固定IPを利用する場合、USBを用いて製品のネットワーク設定を行います。
http://固定IPアドレス/temperatureにアクセスすると熱電対の温度が表示されます(例: http://192.168.1.10/temperature)本製品は指定した周期で温度を自動的に計測し、指定した条件を満たした際に通知するアラート機能を搭載しています。
通知方法は指定したIP・ポートにHTTPメッセージを送信するWebhookモードと、FTPサーバにCSV形式の通知データを保存するFTPモードから選択できます。
Webhookモードを利用し、アラート設定をブラウザから登録しアラートの通知メッセージをNode-REDで受信する方法とサンプルコードは
こちら
FTPモードを利用し、アラート設定をブラウザから登録しFTPサーバに通知データを保存する方法は
こちら
本製品はオフセット調整機能を用いて校正を行うことができます3。
比較による校正の場合、任意の恒温槽の温度を、基準となる熱電対と被校正熱電対で計測し(/temperatureまたは/temperature.htmlで計測可能)、
前者の計測値から後者の計測値を差し引いたオフセット値を/calibrationまたは/calibration.htmlで設定します。
| 製品名 | PoE対応 WebAPI K型熱電対アンプ | |
|---|---|---|
| 型番 | TC-KEP100 | |
| センシング性能 | 測定温度範囲 | -200~1300 ℃ |
| 計測分解能 | 0.0625 ℃ | |
| 測定精度(温接点) | ±1.5 ℃ (max) | |
| アラート機能 | 温度の上昇/下降を通知(最大5つ設定可) ヒステリシス機能付 通知タイミング(発報時のみ、発報時+復帰時、監視周期毎)を設定可能 |
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| その他機能 | 冷接点補償 単位(摂氏、華氏、ケルビン)を指定可能 補正係数:米国標準技術局(NIST) ITS-90 |
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| 通信インターフェース | Ethernet もしくは USB | |
| Ethernet伝送速度 | 10BaseT/100BaseTX | |
| 給電方式 | PoE1 もしくは USB | |
| PoE電力クラス | IEEE802.3af class 1 | |
| 通信 | 通信プロトコル | HTTP |
| セキュリティ | HTTP認証機能(BASIC認証) | |
| ネットワーク機能 | DHCP クライアント mDNS クライアント FTP クライアント |
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| 動作環境 | 温度 | -10~50℃ |
| 湿度 | 20~80%RH(結露無きこと) | |
| 本体質量 | 約50g | |
| 外形寸法 | W70.4 x H27 x D50.4 mm![]() |
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